【避難所の「多目的トイレ」設置を千葉県全体へ!松戸の100%普及を誇りに、松戸市視覚障害者協会とEYESROOMが連携して挑む県への要望】

      

【避難所の「多目的トイレ」設置を千葉県全体へ!松戸の100%普及を誇りに、松戸市視覚障害者協会とEYESROOMが連携して挑む県への要望】

男性の視覚障害者が、白杖単独歩行で公共のトイレを利用する為に、トイレに向かって進んでいるAI生成の画像です。

​千葉県県議会議員の関根ジロー先生から、大変重要なお知らせとご提案をいただきました。
​今回、私たちが取り組むべき新たな要望の提出先は、松戸市ではなく「千葉県」となります。現在、災害時の避難所に指定されている県立高校の体育館について、多目的トイレの整備、およびそれをさらに進めた「多機能トイレ化」を強く求める内容です。
​ここで、私たちの街である松戸市の素晴らしい取り組みが改めて浮き彫りになりました。松戸市の避難所に指定されているすべての市立小中学校の体育館においては、すでに多目的トイレの整備率が100%を達成しています。これは、関根先生が市議会議員時代から一貫して整備を訴え続け、形にしてこられた大きな成果の一つです。
​私は現在、福祉支援団体EYESROOM(アイズルーム)の代表を務めると同時に、松戸市視覚障害者協会(松視協)の副会長としても活動しています。EYESROOMとしても、このように福祉へ真剣に向き合う松戸市の姿勢は大きな誇りであり日頃から障害福祉の向上や共生社会の実現に向けて取り組んでいます。
​しかし、一歩一歩進んでいる松戸市に対して、千葉県全体を見渡すと、県立学校などの避難所における多目的トイレの普及は決して十分とは言えない深刻な現状があります。
車椅子30代女性が多目的トイレを利用するために、扉を開けてまさに入ろうとしている笑顔の写真イメージです。
文部科学省が公表している全国の公立学校の避難所全般における状況(令和4年度調査ベース)を見ると、校舎や体育館を含めた学校全体で「車椅子対応トイレ(多目的トイレ)」が設置されている割合は約66%となっています。ですが、災害時に実際に避難生活の中心となる「体育館」に限って見た場合、その普及率は全国平均でも約40%台にまで大きく落ち込みます。千葉県内の県立高校体育館においても、この普及の遅れは同様に重要な課題となっています。
​避難所における多目的トイレの設置は、車椅子を利用される方やオストメイトの方だけのものではありません。私のような重度の視覚障害者にとっても、また、赤ちゃんのおむつ交換を行う親御さんにとっても、なくてはならない施設です。先日開催された日本トイレ協会のイベントでも、視覚障害者が多目的トイレを利用する際特有の課題や必要性が中心となって議論されました。
​いくら私たちの松戸市が100%普及していたとしても、隣の市や県全体が動かなければ、真の共生社会とは言えません。千葉県全体で、誰もが安心して身を寄せられる避難所を作っていく必要があります
​こうした背景から、今回は松戸市視覚障害者協会に対して、関根先生から公立学校避難所への多目的トイレ普及促進に関する要望書提出の協力要請をいただきました。
​これを受け、次回の7月1日に開催される松戸市視覚障害者協会の理事会にて、この件を正式に協議にかける予定です。
​そこで理事の皆様の合意を得られた場合は、関根先生にもご同席をいただき、私自身の言葉と手で、千葉県庁へ直接要望書を届けに行きたいと考えております。EYESROOMの活動とも根底で深くつながるこの重要な課題に向けて、団体や協会の垣根を越えて連携し、全力で行動を起こしていきます。
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