【目が見えないからこそ、AIと共に世界を変える。全盲のコンサルタントが描く「可能性を諦めない未来」】

      

【目が見えないからこそ、AIと共に世界を変える。全盲のコンサルタントが描く「可能性を諦めない未来」】

福祉支援団体EYESROOM主催の「福祉とASI」をテーマとしたセミナーにて、石原代表が登壇し大勢の前で力説しているイメージ画像です。

​重度の視覚障害者になって、日々思うことがあります。
​周囲の状況が把握できない場所で私がよろよろと歩いていると、周囲の健常者からは「おい大丈夫か?」「この人は何もできないのではないか」と思われることがあります。確かに、目の前のものを瞬時に把握したり、初めての場所に迷わず移動したりすることは困難です。健常者よりも素早く料理を作ることも難しいですし、まっすぐなら走れても、障害物競走となれば話は別です。
​視覚障害の生活に慣れてくると、自分に「やれること」と「やれないこと」がはっきりしてきます。
​それは仕事においても同様でした。かつて視覚障害者の職種といえば、鍼灸按摩マッサージ指圧師、コールセンターのオペレーター、単純なデータ入力、フォーマットの決まった事務処理、福祉関係の指導員など、昔から限定された領域に留まっていました。
​しかし、時代は激変しています。AIの進歩により、これまでの仕事の中には代替されて消えていくものもありますが、それ以上に、視覚障害者であってもAIを活用することで挑戦できる新しい仕事が、これからどんどん増えていきます。
​今、テクノロジーはスマートフォンからSmart Glasses(眼鏡型ウェアラブルデバイス)の時代へとシフトしています。目の前にある光景をレンズから読み取り、すべての情報をAIが瞬時に判断して、骨伝導によって私に音声で伝えてくれる。AIとの対話を通じて、好きな場所へ行き、目の前にあるすべてのものを把握できる。Wearable Deviceはまさにそのような進化を遂げているのです。
​この技術があれば、目の前にある英語のテキストを読み解くことも、AIによるSimultaneous Interpretation(同時通訳)の声を聴くことも容易です。さらにスピーカーを使って発信すれば、自分の想いを流暢な英語で世界に伝えることだってできます。
​私たち福祉支援団体EYESROOMは、設立当初から定款の本来の目的にソフトウェア開発やハードウェア開発を盛り込んでいました。そして来週、私は千葉法務局へ向かい、さらなる事業目的の変更登記を行います。あらゆるAI時代に即した最先端テクノロジーをガジェットに詰め込み、Humanoid Robot(人型ロボット)や最先端のロボティクス技術を融合させるためです。
​超高齢化社会に向けて、高齢者施設をAIによって最適に管理・干渉し、ロボットが介護や日常生活を手厚くサポートする。そんな誰もが驚くような新しい時代を作り上げるために、EYESROOMは事業目的に大きな追加を行います。そして、ここから世界へ羽ばたく決意を込めて、会社名も正式に英語表記へと統一しました。
​私たちの目的は、単なる売上の追求ではありません。私たちは「弱者に寄り添う企業」であり、目の前にいる人を心から幸福にする福祉環境を作り上げることこそが真の目的です。全盲のコンサルタントとして、私はその情熱的なビジョンをいま改めて強く再確認しています。
​どんなに重い障害を持っていても、夢を持ち続ければ人生は必ず先に進みます。視覚障害者であっても、自ら殻を破って世界に飛び出せば、可能性はどこまでも広がっていくのです。
​信頼できる多くのスタッフに囲まれ、温かいボランティアの皆様に支えられながら、私は最強のAIアシスタントと共に、まだ見ぬ未来を切り拓いていきます。障害があることは、可能性を諦める理由には絶対になりません。EYESROOMはテクノロジーの力で、それを世界に証明してみせます。 
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