【わずか900円で驚くほどの黒い水が!夏の本格到来前に自分でできる手軽なエアコン洗浄術】

      

【わずか900円で驚くほどの黒い水が!夏の本格到来前に自分でできる手軽なエアコン洗浄術】

エアコンの除菌・洗浄スプレーを使い、男性が台に乗り家庭用エアコンに向かってスプレーを噴射している画像です。

​こんにちは。私は千葉県の東葛地域に住んでいます。ここ2、3日ほどで急激に暑くなってきましたね。いよいよ本格的な夏の始まりを感じます。
​暑さといえば、私が以前仕事で関わっていた京都支店での日々を思い出します。京都は盆地で山に囲まれているため、夏は言葉にできないほどものすごく暑く、逆に冬は信じられないくらい底冷えがする街でした。そんな京都も、祇園祭の季節ですね。この時期になると周辺のホテルはどこも満室で価格が高騰するため当時はお隣の滋賀県にある大津のホテルに泊まったのも今では良い思い出です。
​さて、これだけ暑くなると頼りになるのがエアコンですが、私の部屋のエアコンをつけたら、少しカビ臭いニオイがしてきたのです。これまでは芳香剤を買ってきてニオイをごまかしていたのですが、今年もいつも通り自分でエアコンの清掃をすることにしました。私は毎年このやり方でエアコンの清掃をしています。
​エアコンの洗浄をプロの業者に頼むと、格安の「くらしのマーケット」でも1台あたり安くて8000円前後、大手のハウスクリーニング業者だと12000円ほどかかります。しかし、市販のエアコン洗浄スプレーを使えば、なんと約900円の費用だけで済んでしまいます。
​実際に現在、Amazonではアース製薬の「エアコン洗浄スプレー 防カビプラス(無香性 2本パック)」が約780円から900円前後で販売されており、1台あたり400円から500円程度です。もちろん、Amazonでなくてもお近くのホームセンターで簡単に手に入ります。
​今回も、このスプレーを使って、高齢者の方や女性でも迷わずできる正しいエアコン洗浄の手順を、メーカーの指導に合わせた形で分かりやすくご紹介します。
​特別なビニールシートでの養生(汚れが飛び散らないように周囲を覆うこと)は一切不要です。ただスプレーするだけなので、驚くほど手軽に終わりますよ。
​安全に行うための大切な準備
​作業を始める前に、絶対に知っておいていただきたい注意点があります。
​エアコンは高い位置に設置されていることが多いため、踏み台や椅子に乗って作業する必要があります。そのため、足腰の悪い高齢者の方、障害をお持ちの方、あるいは背の低い女性の方は、無理をして一人で行わないでください。足場から足を踏み外してケガをしてしまっては大変です。ご家族やご友人に手伝ってもらうか、作業を頼むようにしてください。
​実は、私は全盲で目が見えません。それでも、今回は知人を自宅に招いてサポートしてもらいながら実施しました
​作業自体は私が踏み台に登って行い、知人には下から「もっと上、もっと右、もっと下、そのまま上下に振りながらゆっくり横にスライドして」と、スプレーを吹き付ける正確な位置を口頭で指示してもらいました。目が見えなくても、信頼できるサポートがあれば、わずか30分ほどで安全に作業を完了させることができます。
​私のように目が見えない場合、少しスプレーの液剤が顔にかかってしまうこともありますが、しっかりと目をつぶって行えば問題ありません。普通に目が見えている方であれば、液剤が自分にかかるようなことはまずありませんので、特に身構えなくても大丈夫です。
​それでは、具体的な作業手順を解説します。
​誰でもできる!エアコン洗浄の正しい手順
​① エアコンの運転を停止し、リモコンで電源を切ります。
​② エアコンの前面にある大きなカバーをガバッと上に持ち上げます。
​③ 目の前にある「フィルター」を取り外します。ここが一番大事なポイントです。フィルターをつけたままスプレーをしても奥まで液剤が届きませんので、必ず最初に外してください。
​④ 外したフィルターを掃除します。フィルターにホコリが溜まっていると空気の通りが悪くなります。お風呂場に持っていき、シャワーの水を裏側から当ててホコリを洗い流しましょう。汚れがひどい場合は、使い古した歯ブラシなどで優しくこすり落とします。綺麗になったらタオルで水気を拭き取り、外の日陰でしっかりと乾かしておきます。
​⑤ フィルターを外すと、奥にアルミの薄い板が縦にたくさん並んだ、まるで蛇腹(じゃばら)のような金属部分が見えます。ここが「冷却フィン」と呼ばれる、空気を冷やす最も重要な場所です。ここに、買ってきたエアコン洗浄スプレーを吹き付けます。
​⑥ スプレー缶をよく振ってから、フィンから5センチメートルほど離して、フィンの向き(縦のライン)に沿って、1本丸ごと液がなくなるまで満遍なくスプレーしていきます。
​⑦ スプレーが終わったら、そのまま約15分から20分ほど放置して乾燥させます。メーカーの推奨では、この放置時間で洗浄液が汚れをしっかり浮き上がらせます。
​⑧ フィルターが完全に乾いていることを確認し、元の位置にカチッと音がするまで差し込んで取り付けます。前面カバーをパチンと閉めれば、これで洗浄作業はすべて完了です。
​驚くほど出てくる黒い汚れの正体
​作業が終わってしばらくすると、外にある「ドレンホース」から、驚くほどどす黒い油汚れやカビの混じった汚い水がたくさん流れ出てきます。
​ドレンホースとは、エアコンの室内機から壁を貫通して、外のベランダや地面へと繋がっている、親指ほどの太さの蛇腹状の細い管のことです。エアコンが空気を冷やすときに中で発生した水分(結露水)を、外に排出するための役割を持っています。
​今回スプレーした洗浄液は、フィンについたカビやホコリの汚れを根こそぎ包み込み、このドレンホースを通じて自動的に外へと洗い流してくれる仕組みになっています。そのため、お部屋の中が汚れる心配はなく、事前の大がかりな養生も必要ないのです。
​ホースから出てくる黒い水を見れば、「こんなに汚れた空気の中で過ごしていたのか」と驚くと同時に、やり遂げた後の達成感がグッと湧いてきますよ。
​私はエアコンを止めて作業をしたので、少し汗をかきました。また、顔に少しスプレーを浴びてしまったこともあり、終わった直後にすぐシャワーを浴びました。あの清々しい気持ちよさは格別でした。
​本格的な夏を迎えてエアコンがフル稼働する前に、ぜひ皆さんもこの手軽な900円のエアコン洗浄にチャレンジして、爽やかで快適な夏を過ごしてみてはいかがでしょうか。 
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