​皆さんおはようございます。猛暑の中、どのようにお過ごしですか?
​私は木曜日と金曜日、街角に立ち、日本赤十字社の献血広報活動(声かけボランティア)に参加してきました。
​私が代表を務める福祉団体EYESROOM松戸市視覚障害者協会、そして千葉県東葛地域ボランティア活動拠点の皆様と一緒に力を合わせて行ってきた活動です。一人でも多くの怪我や病気で苦しんでいる人たちのお役に立てるよう、献血への協力を呼びかけました。
​連日の暑さで熱中症で倒れる方が周囲に多く見られ、駅前には救急車が頻繁に駆けつけている状態でした。幸いなことに、日本赤十字社から様々なドリンクを支給していただいたおかげで、ボランティア参加者の中から熱中症になる人は一人も出ませんでした。
​本日は、日本赤十字社とはどのような組織なのか、そしてどのような活動を行っているのかを皆さんと一緒に改めて深掘りしていきたいと思います。日赤の取り組みをしっかり学ぶことが、私たちができる社会貢献という答えに繋がると確信しているからです。
​日本赤十字社の歴史と創立の精神
​日本赤十字社の歴史は、1877年(明治10年)の西南戦争時に設立された「博愛社」にさかのぼります。創設者である佐野常民らが、敵味方の区別なく傷ついた兵士を救護するために設立しました。
​その後、1887年に「日本赤十字社」と改称し、国際赤十字組織の一員として正式に認められました。「人道・博愛」の精神のもと、時代を超えて人々の命と健康を守り続けています。
​日本国内における主な活動
​国内における日本赤十字社の活動は、献血事業にとどまらず多岐にわたります。
​・災害救護活動
地震や豪雨などの大規模災害が発生した際、救護班の派遣、救護所の設置、救援物資の配布を迅速に行います。
​・医療事業と看護師育成
全国に赤十字病院を展開し、質の高い医療を提供するとともに、災害医療に対応できる看護師の育成を行っています。
​・血液事業(献血)
輸血を必要とする患者さんのために、安全な血液製剤を確保・供給する体制を維持しています。
​・救急法などの普及
日常生活での応急手当や心肺蘇生法、防災知識を広める講習会を開催しています。
​世界へ広がる国際活動
​日本赤十字社は、世界190以上の国と地域にある赤十字・赤新月社と連携し、海外の紛争や自然災害における緊急救援を行っています。
​さらに、途上国における保健衛生の改善や予防接種の普及、地域社会の防災力を高める開発協力事業など、長期的な支援活動も展開しています。
​日本赤十字社を象徴する人道支援
​赤十字の最大の特長は「中立・公平・人道」の原則です。いかなる政治的・宗教的な対立があっても、ただ「目の前で苦しんでいる人間を救う」という目的に特化して行動します。赤十字標章(白地に赤いクロス)は、戦時下であっても保護される人道支援の象徴です。
​愛子内親王殿下と日本赤十字社
​敬宮愛子内親王殿下は、大学ご卒業後の2024年4月より日本赤十字社の嘱託職員としてご勤務されています。青少年・ボランティア課などに配属され、ボランティアの育成や育成活動の支援などに関わる業務に日々誠心誠意取り組まれています。皇室と赤十字の歴史的な深いつながりを引き継ぎつつ、社会貢献への真摯なご姿勢が多くの人々に感銘を与えています。
​まとめ:EYESROOMと日本赤十字社が共有する理念
​今回、街頭で声を掛けながら実感したのは、支え合いの心が持つ大きな力です。
​私が代表を務めるEYESROOMも、視覚障害者支援をはじめ、誰一人取り残さない地域社会の実現を目指して活動しています。目の前の困っている人に手を差し伸べ、命と尊厳を守るという日本赤十字社の「人道」の理念は、私たちが掲げる活動の根本と強く共鳴しています。
​猛暑の中でも声を掛け合い、命をつなぐ一歩を踏み出すこと。その小さな積み重ねこそが、確かな社会貢献へと繋がっていきます。EYESROOMはこれからも、地域の皆様や志を同じくする団体と連携しながら、誰もが安心して暮らせる社会づくりに貢献してまいります。