​おはようございます。松戸市視覚障害者協会、副会長の石原です。
​昨日は私にとって、「2つの良いこと」がありました。
​昨日も汗ばむような気温の中、終日外出をしておりました。ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の登板日。私は本来でしたら外出中も、骨伝導イヤホンを使い、YouTubeのライブ配信を通じて試合の行方を聞いています。
​最近のドジャースは負けが込み、大谷選手自身もスランプ気味。応援する気持ちもどこか滅入りがちでしたが、帰宅後に結果を確認して驚きました。大谷投手は7回無失点で今季3勝目を挙げ、規定投球回数にも到達。なんとMLB両リーグトップの防御率第1位に躍り出たのです。
​160キロを超える剛速球とキレのある変化球。腰の痛みから復帰したムーキー・ベッツ選手のホームランも飛び出し、ドジャースの圧勝。これが私にとっての、1つ目の良いことでした。
​2つ目は、このブログを通じて生まれた新たな「縁」です。松戸市内にお住まいで、同行援護のヘルパーをされている方が、ブログを読んで協会の「賛助会員」として入会してくださることになりました。
​その方は「視覚障害に関わる仕事をしているからこそ、組織としての福祉に少しでも貢献したい」と仰ってくださいました。学生時代から接客業に携わってこられたという、とても明るく素敵な方です。
​こうした素晴らしい出会いのきっかけとなる「同行援護」というサービス。ここで、その内容と資格の取り方について詳しくお伝えしたいと思います。
​【同行援護サービスと資格取得について】
​同行援護とは、視覚障害により移動に著しい困難がある方に対し、外出時に同行し、移動の援護や代筆・代読を含む必要な情報の提供を行う公的な福祉サービスです。
​仕事の内容
・移動のサポート:段差や障害物の回避、歩行の誘導。
・情報の提供:周囲の状況(景色、看板、メニューなど)を言葉で説明する。
・外出に伴う援助:代筆や代読、食事の介助など。
​資格の取り方
同行援護の従業者になるには「同行援護従事者養成研修」の修了が必要です。
・一般課程:基礎を学ぶ4日間の講習です。
​研修費用
一般課程の場合、通常は3万円から4万円程度が相場です。地域や研修機関によっては補助金が出る場合や、1万円前後で受けられるケースもありますが、正確な内容は各自治体や指定研修機関へ確認することをお勧めします。
​松戸市だけでも、視覚障害者手帳をお持ちの方は約750名以上いらっしゃいます。特に千葉県東葛地域では、同行援護スタッフが大幅に不足しているのが現状です。
​同行援護は年齢を重ねても続けられる仕事です。資格を取り、視覚障害者が自由に外出できる「共生社会」への貢献にご協力いただけないでしょうか。
​家族との外出ももちろん安心ですが、プロのスタッフとの外出はまた格別です。一歩一歩、周りの環境を詳しく説明してもらうことで、一人では気づけなかった「新たな発見」が生まれます。
​視覚障害者はどうしても交流の輪が狭くなりがちです。しかし、スタッフの助けを借りて松戸市視覚障害者協会などに足を運んでいただければ、安全に楽しめるスポーツや季節のイベント、日帰り研修旅行など、カレンダーの予定が少しずつ埋まっていきます。それが「生きる喜び」へと変わっていくのです。
​人という字は支え合ってできています。山の中で自給自足をする人でさえ、里に降りて物々交換をし、人と関わります。人は一人では生きていけません。
​特に障害を抱えている方は、ぜひ同じ悩みを持つ仲間と交流してみてください。また、障害がなくても福祉や社会貢献に興味のある方は、ぜひ賛助会員としてお力添えをお願いいたします。
​当会の年会費は、視覚障害者の方は3,000円、賛助会員の方は2,000円です。誰もがいつ視覚に障害を持つか分からない世の中だからこそ、今のうちから私たちの輪に加わっていただければ幸いです。
​松戸市視覚障害者協会の大脇会長は、視覚障害者卓球(サウンドテーブルテニス)の名手であり、水泳にも熱心に取り組まれている、私より一回り上のとても活動的で元気な方です。誠実な会長のもとで、協会のさらなる発展が楽しみでなりません。
​私はといえば、還暦を迎えた明るい60歳。口を開けば冗談ばかりですが、福祉に対する情熱だけは、このブログを読んでくださっている皆様には伝わっていると信じています。人間として至らない点も多々ありますが、それも隠さず綴っております。
​本日は、昨日起きた2つの喜びについてお話しさせていただきました。長文となりましたが、最後まで読んでいただき心から感謝いたします。
​いつか読者の皆様お一人おひとりと直接お会いし、私が地方自治体のセミナーでお話ししているような、より深い障害福祉の話ができる日を楽しみにしております。今後もブログ更新に精進してまいります。