【未来都市へと変貌を遂げる柏の葉キャンパス、つくばエクスプレス沿線開発の歴史と私が捧げた10年間の記憶】

      

【未来都市へと変貌を遂げる柏の葉キャンパス、つくばエクスプレス沿線開発の歴史と私が捧げた10年間の記憶】

千葉県柏市つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅近くに、続々とそびえ建つ新興ビル群の画像です。

本日は朝から千葉県柏の葉公園のイベントに出かけてきました。その帰りに、柏の葉キャンパス駅近くの新しいビル群を確認しました。まだまだ柏の葉エリアには空いている敷地があり、高層マンションが建築されている途中です。
​今まで何度となくお話を差し上げておりますが、私は20年ほど前から10年間にわたり、つくばエクスプレスの土地開発に携わっていました。区画整理事業に引っかかった地権者の方たちに説明をして、引っ越しをしていただく業務です。戸建て、アパート、ビル、古い団地などを、基礎を残すという形で解体しておりました。数十億円にも及ぶ公共事業を足立区、流山市、柏市から請けを受けました。実際にお金をいただくのは地権者からですが、地権者に費用を払っているのは公的な区画整理事業の費用です。
​千葉県東葛地域の中でも、柏の葉キャンパス駅周辺の開発は目を見張るものがあります。一般的に20階建て以上がタワーマンションと言われるのですが、こちらの地域には30階以上のマンションが次っと建てられています。この大きなプロジェクトに参加できたことは、私にとって経営者としてのいい思い出であり、苦い経験にもなりました。
​ここで、柏の葉キャンパス駅周辺の歴史について遡って振り返ります。
​この街はもともと、1961年から40年間にわたって多くの人々に愛された「柏ゴルフ倶楽部」の跡地を中心としたエリアでした。2001年にゴルフ場が閉鎖された後、2005年のつくばエクスプレス開通に伴い柏の葉キャンパス駅が開業し、本格的な街づくりがスタートしました。
​この沿線開発において、当初から最も力を入れたデベロッパーは三井不動産です。同社は公、民、学連携の先進的なスマートシティ構想を掲げ、2006年には商業施設である、ららぽーと柏の葉を開業させ、その後もオフィスや高層マンションを一体とした複合開発を主導してきました。
​大学の誘致や研究機関の集積も、この街の大きな特徴です。東京大学柏キャンパスや千葉大学柏の葉キャンパスといった我が国を代表する最高学府が拠点を構え、さらには国内最高峰の医療拠点である国立がん研究センター東病院も隣接しています。
​今回ブログに掲載した写真に写っている、流れるような美しい曲線を持つスタイリッシュな低層の建物は、ゲートスクエアと呼ばれる複合施設です。この建物とその周辺には、国立がん研究センター東病院の関連施設や、新産業を創出するための最先端の研究所、民間企業のオフィスが多数進出しています。その背後にそびえ立つのが、まさに30階を超える超高層タワーマンションである、パークシティ柏の葉キャンパスのビル群です。さらに手前に広がる美しい水辺空間は、かつての調整池を劇的にリニューアルして作られたアクアテラスと呼ばれる親水空間であり、先進的なビル群と豊かな自然が見事に調和しています。
​このような民間企業の進出や素晴らしい景観の広がりを受け、2008年には千葉県、柏市、千葉大学、東京大学の四者によって、柏の葉国際キャンパスタウン構想が発表されました。単なるベッドタウンではなく、学術と新産業が融合する次世代環境都市として、公共性の高い計画のもとに開発が進められてきたのです。
​千葉県東葛地域の中でもこの場所は別格です。こちらの都市開発が進んだことにより、それまで栄えていた常磐線沿いの柏駅や松戸駅が、相対的に衰退しているように思われます。
​未来都市である柏の葉エリアは、今後ますます伸びていくと思われます。 
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