【便利さの裏にある不親切。古い携帯の処分に振り回された1日】

      

【便利さの裏にある不親切。古い携帯の処分に振り回された1日】

不要になったスマホ3台を、バケツの中に長期間水没させ、無理やり故障させている状況の画像です。

昔、息子が使っていた部屋を片付けていたら、古い携帯電話が出てきました。息子に確認したところ「処分してほしい」とのこと。
​その他にも私の使っていた古い携帯が2台出てきました。どう処分すべきかAIに相談してみると、市役所や公共施設にある「携帯電話処分の専用回収箱」に入れるのが良いと教えてくれました。さらに「データやメモリを消去できない場合は、携帯キャリアに持参すれば目の前で端末に穴を開けて処分してくれる」とも書かれていました。
​その言葉を信じて、さっそくソフトバンクとドコモの店舗へ足を運んでみました。しかし、ショップ側の対応はAIの言葉とは違っていたのです。
​「動かない携帯ならそのままで構いませんが、動作する状態ならデータを全て削除するか初期化してください」
​そう言われてしまいました。今さら充電器を探して充電するのも、視覚に障害があって目が見えない中で初期化の操作をするのも、データを削除するのも非常に困難でとても面倒な作業です。
​思えば20年前なら、庭のドラム缶に入れて一瞬のうちに燃やしてしまえたかもしれません。けれど今の時代は近所の手前もあり、安易に火を燃やすこともできません。携帯電話を処分するだけで、なぜこんなに面倒な思いをしなければならないのでしょうか。
​結局、AIの情報に嘘をつかれた形になり、途方に暮れてしまいました。
​こうなったら、水の中にどっぷりと浸けて完全に故障させてから、市が設置している回収ボックスに入れようかとさえ考えています。
添付しております写真は見ずらいかも知れませんが、バケツの中に水を張り不要になった携帯3台を長期間放置し、故障させようとしている画像です。目が見えない人間にとって、携帯の初期化という作業がどれほど大変か、想像してみてほしいものです。
​そもそも携帯キャリアから買った端末なのですから、手放す最後まで親切にサポートしてくれても良いのではないでしょうか。今は障害者に対して一定の配慮を求める法律(障害者差別解消法)もあるはずです。
​それなのに、携帯を売るときだけはショッピングモールで声をかけてきて、店舗まで誘導して買い替えキャンペーンを案内する。売るときは熱心で、処分するときは冷たい。この携帯業界の姿勢そのものに、強い不信感を抱いた1日でした。
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