​みなさん、こんにちは。
​私は糖尿病網膜症から緑内障を発症し、8年前に身体障害者(視覚障害者2級)の認定を受けました。その時点で左目は全く光を感じない状態になり、右目にも視野の欠損がありましたが、信頼できるスタッフに支えられながら事業会社の経営に励む毎日を送っていました。週末も休みなく仕事に打ち込むことが自分の生きがいでした。
​当時の私のささやかな楽しみといえば、車と腕時計でした。仕事のパートナーとしての社用車には、国産最高峰のトヨタ・センチュリーや、外国車ではBMW 760Liなどを選び、愛用していました。腕元にはロレックスやヴィンテージのオメガを合わせるなど、自分なりのこだわりと美学を持って装いを楽しんでいたものです。
​しかし、次第に右目の視力も低下していくにつれ、あんなに好きだった車への関心も少しずつ薄れていきました。それに伴い、乗る車もごく普通の国産車へと変わり、現在では軽自動車へとシフトしています。
​そして2年前、完全に全盲となりました。今では右目でわずかに車のシルエットやディテールがぼんやりと見える程度です。
​視力を失ってからは、日常の時刻確認のために福祉の給付を受けて購入したSEIKOの音声腕時計(写真左側)を愛用してきました。この時計は非常に軽くて扱いやすく、時刻を音声で正確に知らせてくれるため、機能的には何ひとつ申し分がありません。
​ただ、機能に特化しているぶんデザインは極めてシンプルであり、文字盤もなく重厚感には欠けてしまいます。仕事の打ち合わせで初対面の方とお会いすると、「少し変わった時計ですね」と尋ねられることがよくありました。そのたびに「目が見えなくなったため、ボタンを押して声で時間を確認しているんです」と説明していました。
​もちろん、障害に配慮された素晴らしい製品ですし、そのコンセプト自体には深く感謝しています。しかし、私にとって腕時計とは単に時間を見る道具ではなく、身だしなみであり、ファッションであり、大切な「戦闘服」の一部でもあります。
​特に、コンサルタントとして黒のダークスーツに身を包み、顧問先やビジネスの現場に向かうとき、どうしても昔感じていたような「腕元にある確かな重厚感」が恋しくなる瞬間がありました。
​現在、私はかつての事業会社を解散し、社会貢献やボランティアを中心としたソーシャルビジネスに取り組んでいます。そのため、過去のように何十万、何百万という高級腕時計にお金をかけるような生活ではありませんし、そこに無理にこだわる必要もありません。
​そんな中で「機能性と見た目の格好よさを兼ね備えた、手頃で良いものはないだろうか」と探した末に見つけたのが、写真右側の音声読み上げ腕時計(J.HARRISON)です。
​この時計は、音声での時間お知らせ機能はもちろん、自動で時刻を合わせてくれる機能もしっかり備わっています。そして何より、一見すると障害者用の音声時計には見えず、一般的なデザイン性と高級感を持っています。ケースやベルトの質感もよく、文字盤には4石の天然ダイヤモンドがあしらわれており、上品な輝きを放っています。
​今回は自費で購入してみましたが、決して高価な買い物ではありませんでした。注文してから4日ほどで届き、実際に腕にはめてみると、ずっしりとした程よい重厚感が心地よく、身が引き締まる思いがいたしました。
​もし、視覚障害者用の時計に対して「機能的だがデザインが少し味気ないな」「もっとビジネスやフォーマルな場で映える時計が欲しいな」と感じている男性の方がいらっしゃいましたら、こういった選択肢も非常におすすめです。
​ご興味のある方は、ブログ下部のお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。購入した大手通販サイトのページをご紹介させていただきます。
​今後は、日常使いや実用性重視の場面ではSEIKOの音声時計を、ここぞというビジネスの勝負どころやフォーマルな場ではこの重厚感あるJ.HARRISONの時計を使い、TPOに合わせてスマートに使いこなしていきたいと思っています
​車も高級外車やセダンから軽自動車へと変わり、身につけるものも形を変えてきましたが、自分なりのこだわりと誇りを持って仕事に向き合う姿勢はこれからも変わりません。
​最後までお読みいただき、ありがとうございました。