【大雨の冠水事故から大切な命を守るために|アンダーパスの危険性と車内からの脱出法】

      

【大雨の冠水事故から大切な命を守るために|アンダーパスの危険性と車内からの脱出法】

集中豪雨でアンダーパスが冠水し、車に乗っている女性がハンマーを使い、運転席のガラスを割って脱出しようとしているイメージ画像です。
連日のように猛烈な豪雨が日本各地を襲い、悲しい事故が相次いでいます。
​先月13日には千葉県柏市の低地冠水現場で70代の女性が、そして昨日7日にも福島県いわき市のアンダーパスで60代の女性が車内に取り残され、尊い命が失われました。このような水没事故による悲劇は、決して他人事ではありません。
​大雨の日は運転を避けることが第一ですが、万が一、冠水した道路やアンダーパスに誤って進入し、車が動かなくなってしまった場合には、パニックにならず冷静に対処することが生死を分けます。水圧によって車のドアは驚くほど重くなり、大人の力でも開かなくなってしまいます。
自力で脱出するための具体的なステップと知恵を頭に入れておきましょう。
​水没時に命を守る脱出の知恵
​車の電気系統が動くうちに窓を開ける
水が急激に増えてきたら、エンジンの停止や水没で電気系統がショートする前に、すぐに電動ウインドウを開けて脱出経路を確保してください。
​水圧でドアが開かない場合は水圧の差が縮まるのを待つ
ドアが開かず窓も開かない場合、外の水位と車内の水位が同じくらいになると、水圧の差がなくなりドアが開きやすくなります。恐怖を感じますが、呼吸を確保しながら落ち着いて水位が上がるのを待ち、力を込めてドアを押します。
​ガラス破壊用ハンマーで窓を割り脱出する
水位が上がり電気系統も死んでしまった場合の最終手段が、車の窓ガラスを割ることです。
​ここで強い味方になるのが脱出用ハンマーです。100円ショップでも購入可能な小ぶりのハンマーを必ず車内に1本常備し、すぐに手が届くコンソールボックスなどに保管しておきましょう。
​万が一の際、フロントガラスは合わせガラスのため割れません。必ず「運転席または助手席のサイドガラス」を狙います。ガラスの中央ではなく「四つ角」をハンマーで強く叩くことで、一気に亀裂が入って破砕できます。
​大雨の日は、浸水や渋滞によって消防や警察などの緊急車両すら現場に到着できないケースが多発します。「助けを待つ」のではなく、「自分の身は自分で守る」という強い意識を持つことが不可欠です。
少しでも冠水の恐れがある低い土地やアンダーパスには絶対に進入しないこと。そして万が一取り残されたら、躊躇することなくガラスを割り、自分の力で車外へ脱出してください。
​事前にハンマーを用意し、脱出方法をイメージしておくこと。日頃の小さな準備が、あなたや大切な家族の命を守ります。二度とこのような悲劇を繰り返さないために、今日からできる対策を進めていきましょう。 
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