こんにちは、福祉支援「アイズルーム」です。日々の生活の中で、食事がもたらす喜びや課題について、皆さんはどのように感じていますか?
​先日、スタッフと一緒にランチへ行ってきました。場所はセブンパークアリオ柏の3階のフードコートにある「いきなりステーキ」です。今回は一番お得な980円のお肉のランチを注文しました。ご飯の大盛りが無料ということで、ついつい大盛りにしてしまいましたが、そうするとお肉とのバランスが少し難しくなるものです。ステーキソースをご飯にかけて食べるというのも、また一つの楽しみ方ですね。
​料理は一つの鉄板に、カットされたお肉、大盛りライス、コーン、ブロッコリーが乗っています。鉄板は熱々に焼かれており、ジュージューと音を立てながら運ばれてきます。お肉の上にはニンニクが乗っていて、その香りがさらに食欲をそそります。
このお店ではスマホで会員登録をすると200円引きになると教えていただいたので、スタッフに登録をお願いしました。その登録に少し時間がかかったおかげで、鉄板の上のご飯の底が焦げてしまったのです。それがまるで「焼きおにぎり」のような香ばしい食感に変化して、思いがけない美味しさを発見することができました。
​さて、私事ではありますが、還暦を迎え60歳となりました。全盲となってからは、食事の際に新たな課題に直面しています。特に魚料理は、魚の骨を避けて食べることが難しく、どうしても肉料理を選ぶことが多くなりました。牛肉は高価なので、普段家ではもっぱら豚肉を食べています。牛肉は価格によって品質に大きな差がありますが、豚肉は比較的安価でも品質が安定しているのがありがたい点です。
​ここで一つ、シニア世代の食事について考えてみたいと思います。60歳を過ぎたら「肉がいいのか、魚がいいのか」という議論があります。健康や栄養学的な観点から見ると、高齢者こそ積極的に肉を食べるべきであるという結論が一般的です
​年齢を重ねると、粗食が健康に良いと考えがちですが、実際にはタンパク質不足になりがちです。タンパク質は筋肉を維持し、免疫力を高めるために不可欠な栄養素です。お肉、特に赤身肉には、筋肉を作るために必要なアミノ酸や、血液を作るための鉄分、代謝を助けるビタミンB群が豊富に含まれています。これらは魚からも摂取できますが、お肉の方が効率よく摂取できる場合があります。
​もちろん、魚には魚の良さがあります。青魚に含まれるDHAやEPAは、血液をサラサラにし、脳の健康を保つのに役立ちます。理想的なのは、肉と魚をバランスよく食べることですが、全盲の私のように身体的な理由で魚が食べにくい場合は、お肉からしっかりと栄養を摂ることを優先して構いません。
​福祉の現場にいると、障害や年齢によって食生活が制限される場面をよく目にします。しかし、何よりも大切なのは「しっかりと栄養を摂り、健康に生きること」です。お肉を食べることで力が湧き、活動的になれるのであれば、それは素晴らしいことです。
​「いきなりステーキ」でのランチも、スタッフに手伝ってもらいながら、美味しいお肉と面白いご飯を楽しみました。このように、障害があっても、年齢を重ねても、食を楽しむ方法は必ずあります。私たちアイズルームは、これからも皆さんが健康で自分らしく生活できるよう、食の面も含めて様々な形での支援を続けていきたいと考えています
​皆さんも、今日の食事に、美味しいお肉を一品加えてみてはいかがでしょうか?