【夢の裏に隠された不都合な真実!宝くじの還元率と業界の闇を暴く】

      

【夢の裏に隠された不都合な真実!宝くじの還元率と業界の闇を暴く】

テーブルの上に、宝くじが無造作に重ねて置かれている画像です。

​みなさんこんにちは。
​今年もサマージャンボ宝くじの季節がやってきましたね。街の売り場には大きな看板が掲げられ、6月30日から発売されます。発売が開始されれば大きな売り場では行列になります。
​実は私も、宝くじは毎回欠かさず買っている一人です。絶対に当たらないと頭のどこかで分かってはいても、何億円もの大金が手に入るかもしれないという夢を買うために、つい財布を開いてしまいます。
​私はパチンコや競馬、競艇、競輪といった公営ギャンブルは一切やりません。もちろん、違法な闇カジノなどには絶対に手を出しません。私にとって宝くじはギャンブルではなく、日常に彩りを与える娯楽や夢だと思っていました。
​しかし、この宝くじという仕組みを冷静に調べてみると、驚くほど還元率が悪く、私たちの夢の裏には巨大な業界の闇が隠されていることが分かってきたのです。
​今回は、史上最高額となったサマージャンボの最新情報から、公営ギャンブルやパチンコとの比較、探れば探るほど絶望的な当選確率の現実と、みずほ銀行が独占する販売体制の不透明さについて深く掘り下げていきます。
​6月30日発売のサマージャンボ宝くじ概要
​まず、サマージャンボシリーズの詳しい中身について確認しておきましょう。
​今回のサマージャンボは、以下の3種類が同時に発売されます。
​サマージャンボプレミアム
1等金額:8億円
1等の前後賞:各2億円
1等・前後賞合わせて:12億円
価格:1枚500円
​サマージャンボ宝くじ
1等金額:5億円
1等の前後賞:各1億円
1等・前後賞合わせて:7億円
価格:1枚300円
​サマージャンボミニ
1等金額:3,000万円
1等の前後賞:各1,000万円
1等・前後賞合わせて:5,000万円
価格:1枚300円
​1等・前後賞合わせて12億円という夢のようなプレミアムが登場したことで、売り場の熱気は例年以上になると思いますが、この華やかな当選金額の裏にある確率を計算すると、目眩がするような現実に突き当たります。
​驚愕の低さ!宝くじと他ギャンブルの還元率比較
宝くじがギャンブルの枠に入るのかどうかは議論が分かれるところですが、支払ったお金に対してどれだけ購入者に払い戻されるかという還元率を計算すると、日本のあらゆる賭け事の中で最も効率が悪いことが分かります。
​各業界の還元率を詳しくまとめてみました。
​宝くじ:約46%から47%
競馬(公営):約70%から80%
競輪(公営):約75%
競艇(公営):約75%
オートレース(公営):約70%
​日本の公営ギャンブルは、どれも売上の7割から8割を購入者に払い戻しています。これに対して、宝くじはなんと半分以下の約46%しか購入者に還元されません。つまり、300円や500円のくじを買った時点で、理論上は手元の価値が半分近くに目減りしていることになります。
​では、民間で運営されているパチンコやパチスロはどうでしょうか。パチンコ業界には公的な還元率の開示義務はありませんが、営業データや専門家の分析から予測して計算すると、その還元率は以下のようになります。
​パチンコ・パチスロの予測還元率:約80%から85%
​実は、パチンコは他の公営ギャンブルと同等、あるいはそれ以上の高い還元率で営業していると推測されます。そうしなければ客がすぐに離れてしまい、店舗経営が成り立たないからです。こうして比較すると、宝くじの還元率がいかに異常に低いかがよく分かります。
​東京23区の全員が買っても当たらない?当選確率の現実
​王道のサマージャンボ宝くじで1等(5億円)が当たる確率は、1ユニット(1,000万枚)に1本という割合です。確率に直すと1,000万分の1になります。ちなみに新登場のサマージャンボプレミアム(8億円)の確率もおおむね1,000万分の1からそれ以上の厳しい世界です。
​この1,000万分の1という数字が一体どれほど途方もないものなのか、人口と比較して具体的に分析してみましょう。
​東京都の総人口:約1,400万人
東京23区の人口:約970万人
​この人口データをもとに計算すると、非常に面白い、そして絶望的な事実が見えてきます。
東京23区の住人全員がそれぞれ1枚ずつ通常のジャンボ宝くじを買ったとしても、1等の当選者は区内全体でたった1人が出るか出ないかという確率になります。
東京都民全員が1枚ずつ買ったとしても、東京都全体でわずか1.4人しか当たらない計算です。
​もしあなたが東京23区の街並みを歩いていて、すれ違うすべての人の中から、ピンポイントでたった1人の運命の人が選ばれるシーンを想像してみてください。それがジャンボ宝くじで1等を当てるということです。
​読者のための宝くじ種類解説
​一言で宝くじと言っても、日本には様々な種類が存在します。読者のみなさんが整理しやすいように、分かりやすく解説します。
​ジャンボ宝くじ
年に5回(バレンタイン、ドリーム、サマー、ハロウィン、年末)発売される大型のくじです。あらかじめ組と番号が印刷された紙を購入するタイプで、最高当選金額が数億円から、今回のプレミアムのように十億円を超えるものまであります。
​通常宝くじ(地方宝くじなど)
東京都、関東・中部・東北、近畿、西日本の4ブロック、あるいは地域ごとに発売される小規模な宝くじです。ジャンボに比べて当選金額は低いですが、その分だけ当選確率がやや高めに設定されていることがあります。
​数字選択式宝くじ(ロト・ナンバーズ)
自分で好きな数字を選ぶタイプのくじです。
ロト7:1から37の中から7つの数字を選ぶ(キャリーオーバーで最高10億円)
ロト6:1から43の中から6つの数字を選ぶ(キャリーオーバーで最高6億円)
ミニロト:1から31の中から5つの数字を選ぶ
ナンバーズ:3桁または4桁の数字を自由に選ぶ
​スクラッチ
カードに印刷された銀色の部分をコインで削り、その場ですぐに当たり外れが分かるくじです。手軽に楽しめるのが魅力です。
​みずほ銀行の独占と消える時効当選金の闇
​ここでどうしても許せないのが、宝くじ業界を取り巻く利權と不透明なお金の流れです。
​日本では、宝くじの事務手続きをみずほ銀行が独占して行っています。なぜ特定の民間銀行だけがこの巨大なビジネスを独占し続けているのか、これだけでも業界の強い闇を感じずにはいられません。
​さらに納得がいかないのは、当選者が期間内に名乗り出なかったために無効となった時効当選金の扱いです。
​毎年、なんと数十億円から100億円を超える当選金が、換金されずに時効を迎えています。普通に考えれば、これだけ巨額の未払い金があるのなら、次回のジャンボ宝くじの当選金に上乗せしてキャリーオーバーさせるべきです。
​しかし実際には、この時効当選金は次回に持ち越されることはありません。発売元である都道府県や指定都市に全額納められ、公共事業や高齢化対策、国際交流といった名目の公費に組み込まれてしまいます。その具体的な使途の詳細は非常に不透明で、一般の購入者からは内容がよく見えません。
​ジャンボ宝くじの還元率を、せめて他のギャンブル並みの80%程度に引き上げてくれれば、もっと必死に働く人たちにも還元されるはずです。あれだけの膨大な人数が購入しているのですから、運営側は手数料としての20%の利益だけでも、十分に莫大な儲けが出るはずです。
​宝くじの売上から発生する巨額の利益が、裏でどのように使われているのか。一部の政府系外郭団体に流れ込み、官僚たちの天下り先となった役員の高額な給料に化けていないでしょうか。この実態については、赤旗新聞や週刊誌などのメディアに、徹底的に裏を暴いて調査してもらいたいものです。
​欧米の宝くじでは、当選金が数百億円、時には1,000億円を超えるような大規模な仕組みが導入されており、キャリーオーバーによって夢がどこまでも膨らむ構造になっています。日本でも同じような夢のある仕組みを作ることができるはずなのに、多くの収益が不透明なシステムの中に消え去っています。
当たらないと分かっていても夢を買ってしまう私たちだからこそ、その夢の対価として支払ったお金が正当に使われているのか、厳しく監視していく必要があるのではないでしょうか。 
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