みなさん、こんにちは。
昨日は、日本の中央地点である日本橋へと足を運んできました。三越日本橋本店やコレド日本橋などの有名スポットに囲まれた一等地に、我がEYESROOMの東京新拠点が誕生したのです。築浅のスタイリッシュなビルで、オートロックセキュリティも完備された素晴らしいオフィスです。実は以前、グループ会社がこの近所にあったため、私にとっては非常に懐かしさに満ちた場所でもあります。
新拠点に到着すると、スタッフから「社長、ものすごい人だかりですよ!それも若い女性ばかりです」と声をかけられました。
何事かと視線の先を追ってみると、そこにはなんと50メートルもの長い行列ができていました。ビルの谷間に佇むその場所こそが、福徳神社です。
ここで、この大人気で注目を集める福徳神社について、詳しく解説しましょう。
福徳神社は、武蔵野の集落だった時代からこの地に鎮座する、非常に歴史の古い神社です。徳川家康公をはじめとする将軍家からも厚い崇敬を受けていました。二代将軍・秀忠公が参詣した折、クヌギの鳥居から若芽が出ているのをご覧になり、福徳神社の別名として「芽吹稲荷(めぶきいなり)」という名を授けたと伝えられています。
そしてこの神会の大きな特徴が、江戸時代に幕府から特別に許可された「富くじ(現在の宝くじ)」を興行していた数少ない神社の一つであるということです。そのため、現在でも金運上昇や宝くじ当選祈願の聖地として有名ですが、昨日の行列はみなさん純粋に参拝をするために並んでいたようです。これほど多くの若い人たちが熱心に神社に並んでいるのかと、事の真相は驚きですが、それだけ魅力のあるスポットなのだと実感しました。
宝くじといえば、私は今回のサマージャンボプレミアム(1枚500円、10枚で5000円)を、日本橋ではなく事前に柏のセブンパークアリオで購入していました。その際、窓口のお姉さんから絵馬と宝くじバイブルをいただいていたのです。福徳神社の行列を目の当たりにして、あの時手に入れた宝くじにますます御利益がありそうな予感がして嬉しくなりました。
それにしても、私が普段活動している松戸の拠点に比べると、日本橋は本当に活気に溢れていて、どこを切り取ってもおしゃれな街です。三越日本橋本店の1階には高級ブランド店がズラリと並び、入り口では有名なライオン像が威風堂々と両脇で見守るように鎮座しており、圧倒的な高級感が漂っています。コレド日本橋の1階や周辺のビルにも、こだわりのワインバーやおしゃれなカフェバーなど、活気のある店が軒を連ねていました。日本の中心で働くエリートサラリーマンたちが大勢行き交い、所得水準も高い街だからこそ、こうしたハイエンドなブランドや高級料理店が名を連ねているのだと改めて実感します。
仕事が終わった後の最高の一杯を、おしゃれなバーでカクテルを傾けながら楽しむ。
そんな格好いい大人な過ごし方に憧れますが、視覚障害者である私にとっては、現実はそう簡単にはいきません。
明るいうちに帰路につかなけないと、白杖をついて歩いているうちに、歩道の白線からいつの間にか外れて大変なことになってしまいます。昼間であれば、周囲の車や歩行者が私を認識して避けてくれますが、私が住んでいる北小金の周辺は、夜になると街灯が暗く、非常に危険な道へと様変わりしてしまうのです。
昔の私であれば、夜まで飲んだとしても、近くのビジネスホテルやカプセルホテルにふらりと泊まっていくことができました。しかし、視覚障害者になってからは、気軽に外泊することも難しくなりました。慣れないホテルの中では迷子になってしまうからです。ちょい悪おやじになりたくても、物理的になれないのが視覚障害者のちょっと切ない現実でもあります。
高級ブランドやおしゃれな夜の街は、視覚障害者には少しハードルが高い気がしてしまいますが、できないことを嘆いても始まりません。とりあえず次回の日本橋訪問では、ミーティングの後に、この最先端の街でとびきり美味しいランチを贅沢に楽しもうと思います。
新しい東京の拠点を構え、ここからまたEYESROOMの新たな挑戦が始まります。みなさんも日本橋にお越しの際は、活気あふれる街並みと福徳神社の歴史を感じてみてはいかがでしょうか。