皆さんおはようございます。新型NISAについて、本日はお話をさせていただきます。
​私自身は小規模なビジネスをやっておりますので、新型NISAに投資するような予算は現在持ち合わせておりません。ごくごく限られたお金を自分の事業にフルベットしています。
​しかし、アルバイトの方やサラリーマンの方は、非課税である新NISAは老後の強い味方になると思われます。
​今回は特に生活に余裕のない方でもできる1万円の積立、3万円の積立に言及して計算を出してみます。
​お金に余裕のある方なら毎月30万円投資すれば約15年(最速5年)で1800万円となり、そこから20年経過すると約1億7,024万円(10%運用時)というすごい金額になります。事故防止・過度のリスク回避のためにも、毎月30万円まで普通の人は無理だと思いますので、あくまでも私のブログ読者を対象とした1万円から3万円の積立での話を本日は計算します。
​株にはリスクがありますので、必ず増えるというものではありません。株に限らず投資は全てリスクが関わりますので、ご自身の責任で行ってください。
​以下では、金融庁などの官庁公式ホームページで公表されている制度概要や計算データをもとに、すっきりと分かりやすいQ&A方式で解説いたします。
​【Q&Aで理解する新NISAの基本とシミュレーション】
​Q1:新型NISA(新NISA)とはどんな制度ですか?
​A1:国が用意した少額投資非課税制度です。
通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかりますが、新NISAを利用すると利益にかかる税金が完全にゼロ(非課税)になります。また、非課税で保有できる期間が無制限になり、一生涯にわたって節税しながら運用できるようになりました。
​Q2:いくらまで積み立てることができますか?
​A2:新NISAには「毎年の上限」と「生涯の上限」があります。
​・毎年の積立上限:最大360万円(つみたて枠120万円+成長投資枠240万円)
・生涯の非課税上限:1人あたり合計1,800万円(買付金額ベース)
​1,800万円の上限に達するまでは、何年かけて積み立てても非課税効果が続きます。
​Q3:毎月1万円、3万円を20年・30年運用するとどうなりますか?
​A3:年利5%(標準的な目標)と年利10%(好調な市場を想定)の2つのパターンで、1万円単位に整理して分かりやすく計算いたしました。
​◆ 毎月1万円を積み立てた場合
​【年利5%で運用した場合】
・20年(元本240万円):資産 約411万円(利益 +約171万円)
・30年(元本360万円):資産 約832万円(利益 +約472万円)
​【年利10%で運用した場合】
・20年(元本240万円):資産 約759万円(利益 +約519万円)
・30年(元本360万円):資産 約2,260万円(利益 +約1,900万円)
​◆ 毎月3万円を積み立てた場合
​【年利5%で運用した場合】
・20年(元本720万円):資産 約1,233万円(利益 +約513万円)
・30年(元本1080万円):資産 約2,497万円(利益 +約1,417万円)
​【年利10%で運用した場合】
・20年(元本720万円):資産 約2,278万円(利益 +約1,558万円)
・30年(元本1080万円):資産 約6,781万円(利益 +約5,701万円)
​Q4:高いリターン(利回り)を狙うには何に投資すればよいですか?
​A4:年利5%~10%程度の成長を狙う場合は、全世界株式(オルカン)や米国株式(S&P500など)に連動する投資信託が代表的です。世界経済や主要企業の成長とともに大きなリターンが期待できますが、その分、市場の暴落時には値下がりする幅も大きくなります。
​Q5:リスクを抑えて安全に運用したい場合は何を選べばよいですか?
​A5:値動きを穏やかにしたい場合は、国内外の債券を組み込んだファンドや、株式・債券・不動産などにバランスよく分散投資する「バランス型ファンド」が適しています。急激な増え方はしませんが、暴落時の影響を受けにくく着実な運用を目指せます。
​Q6:新NISAのリスクや投資の注意点について教えてください。
​A6:投資を行うにあたっては、以下の点を必ず理解しておく必要があります。
​元本割れのリスク
銀行預金と異なり、元本保証はありません。景気後退や暴落によって時価が一時的に購入額を下回る可能性があります。
​損益通算ができません
NISA口座で出た損失は、他の課税口座の利益と相殺(損益通算)することができません。
​自己責任の原則
新NISAに限らず、株式、先物取引、不動産投資など、すべての投資は自己責任で行うことが鉄則です。生活に必要な資金や緊急資金には手をつけず、長期的に使わない余裕資金で無理なく運用を行いましょう。
​(裏の計算:毎月30万円積立の場合)
毎月の制度上限である30万円(年間360万円)を最速の5年間で投資し、非課税上限の1,800万円に達した段階で積立をストップ。その後、追加投資をせず20年間放置(合計25年運用)した場合のシミュレーションです。
​・5年で1,800万円積立完了時(年利10%):約2,323万円
・そこから20年放置(開始から合計25年):約1億7,024万円
​資金に余裕がある場合は早期に枠を埋めることで劇的な複利効果を得られますが、まずはご自身の生活に合わせた1万円〜3万円の堅実な積立からスタートすることをお勧めいたします。