​全盲の問題解決コンサルタント、アイズルームです。
​かつて私は、NHKのラジオ番組にゲスト出演させていただいたことがあります。テーマは「難しい視覚障害者の部屋探し」。居住支援の重要性について、当事者としての視点からお話ししました。
​収録は、東京・渋谷にあるNHK放送センターのスタジオで行われました。当時は、黒のワンボックスタイプの社用車に乗り、運転手に送り届けてもらったのを覚えています。
​NHKの1階にある来客用駐車場に到着すると、そこには芸能人の方が乗ってきたと思われる高級車が何台も並んでいました。車が大好きだった私は、思わず一台一台をじっくりと眺めたものです。
​当時の私の視力は、右目の視野狭窄が進んでいたものの、車の外観がぼんやりと認識できる程度には残っていました。あの時、駐車場で感じた車の重厚感や独特の空気感は、今でも鮮明な記憶として残っています。
さて、本日は、同じく視覚障害に関連する素晴らしいラジオ番組のご紹介です。
日本ライトハウス養成部の堀内様より、歩行訓練に関する放送のご案内をいただきましたので、以下に詳細を掲載いたします。
​(以下、ご案内内容)
​日本ライトハウス養成部の堀内です。
平素は大変お世話になっております。
​昨年に引き続き、NHK「視覚障害ナビ・ラジオ」にて、歩行訓練および歩行訓練士のことが取り上げられることになりました。お一人でも多くの方に聴いていただければ幸いです。
​放送日時:2026年4月18日(土曜日) 11時20分から11時50分
放送局:NHK FM
​放送内容の概要については、以下のウェブページに掲載されています。
URL:https://www.nhk.jp/p/shikaku/rs/NYR99L5P4X/blog/bl/ppX7oj4ZoA/bp/pK90dl5pyJ/
「知ってほしい歩行訓練士の世界 その後」
(視覚障害ナビ・ラジオ サイト内)
​どうぞよろしくお願いいたします。
​(ご案内ここまで)
​歩行訓練を受けたくても受けられないという現状は、日常生活において本当に切実な問題です。
​外出を支える「同行援護」にしても、支給される時間数は自治体によって異なります。十分な時間を使える自治体に住んでいれば良いのですが、現実はそうではない地域の方が多いのが実情です。この格差は何としても解決していかなければならない課題だと痛感します。
​ある歩行訓練士の方が、こんなことをおっしゃっていました。
現在は民間資格である歩行訓練士を国家資格に格上げすべきではないか」
また、盲学校やリハビリセンターでの授業においても、「単なる訓練」という位置づけではなく、自立のために「必須のカリキュラム」として確立すべきだという意見もあります。
​自由な移動は、私たちの生活の質を支える根幹です。
今回のラジオ放送を通じて、一人でも多くの方がこの現状に関心を持ってくださることを願っています。