【京都南丹11歳男児遺棄事件の矛盾と義父逮捕、再婚家庭で子供の命を守り抜くための母親への提言】

      

【京都南丹11歳男児遺棄事件の矛盾と義父逮捕、再婚家庭で子供の命を守り抜くための母親への提言】

義理の父による子供殺害に関するイメージ画像です。

​障害福祉に関する最新情報を発信している「アイズルーム」です。
今日は、現在日本中が注視し、あまりにも悲劇的な結末を迎えてしまった京都府南丹市の事件について、真正面から向き合わなければなりません。
​3月23日の朝、小学校の駐車場まで父親に車で送られたのを最後に行方不明となっていた11歳の安達結希くん。4月13日に山林で遺体となって発見され、本日、死体遺棄の疑いで義理の父親である安達優季容疑者が逮捕されました。
​この事件は発生当初から、父親の供述にあまりにも多くの矛盾がありました。「学校に送った直後にいなくなった」という説明。それにもかかわらず、本人の靴やリュックが自宅から数キロ離れた別々の山中で見つかるという不自然極まりない状況。私を含め、多くのマスメディアは父親の関与を強く疑っていました。しかし、結希くんの無事を信じる願い、そして被害者の親という側面もあったため、今日まで非常に慎重に、オブラートに包んだ形で報道が続けられてきたのです。
​事件の舞台となったご自宅は、高台にある大きな屋敷です。義理の父親がどのような経緯でこの家に入ったのか、その内情は今後明らかになるでしょうが、私はこの事件から透けて見える「再婚家庭の危うさ」について、自身の経験から一つ指摘をしたいと思います。
私は小学校の時に父親が失踪し、母子家庭で育ちました。肉体労働で必死に働いていた母親は、私を守るために再婚などする余地もなく、無我夢中に一生懸命に働いてくれました。私はアルバイトをしながらなんとか高校を卒業し、それ以降、お世話になった母親に恩返しを続けてきました。私が自立した後、母親にもパートナーはできましたが、籍を入れることはありませんでした。
母子家庭の母親が結婚してはいけないと言っているわけではありません。しかし、今回の場合、ご実家があれほど立派で裕福な環境であれば、あえてすぐに籍を入れなくても、家の外で相手と会い、子供が成人してから籍を入れるという選択肢もあったのではないでしょうか。
​私は子供も動物も大好きです。たとえ再婚して相手に子供がいたとしても、父親としてどうにかやっていける自信があります。しかし、シングルマザーのお母さんに本当に訴えかけたい。再婚した父親が子供を殺めるという事件は、残念ながら後を絶たないのです。ここで、実際に起きた痛ましい3つの事例を挙げます。
​1. 2019年、埼玉県さいたま市。9歳の男児が、再婚した継父によって殺害され、遺体を集合住宅の配管スペースに隠された事件。
2 .2018年、東京都目黒区。5歳の女児が、継父から過酷な虐待を受け、ノートに必死の謝罪を書き残して亡くなった事件。
3 .2019年、鹿児島県出水市。4歳の女児が、母親の交際相手(同居人)から暴行を受け、命を落とした事件。
​これらはすべて、現実に起きた悲劇です。日本におけるシングルマザーの貧困率は約44.5パーセントに達します。生活が苦しいことは十分に理解していますが、その結果として子供を失うことになったら、母親は亡くなった子供にどのような説明をするのでしょうか。
​私の実の父親は酒乱のDVでした。もし父が失踪していなければ、私は母を守るために父親を殺していたかもしれません。それほどまでに母親に暴力を振るっていたからです。
​父親になることは、簡単なようでいて非常に難しい。無償の愛で、子供を命がけで助ける覚悟が必要です。他人の子供を育てられる人間なのか。シングルマザーのお母様、子供が小さい時期に籍を入れて同居する場合には、十分な時間をかけて相手を見極めてください。
​そもそも、同居しなくても結婚という形は成り立ちます。恋愛を否定するわけではありません。一人の女性として男性への愛を求めるなら、子供に被害が起きないような形で別居し、籍を入れる。そうした考え方もあるはずです。
​毎回繰り返される再婚の悲劇。二度とこのようなことが起きないよう、シングルマザーの貧困については社会全体で取り組むべき問題です
​しかし、今回のケースは、お屋敷を見る限り裕福な家庭に見えます。大家族が同じ敷地に住んでいながら、なぜ11歳の可愛い子供を守れなかったのか。これから語られるであろう父親の供述を深く注視し、二度とこのような事件が起きない形にしていきたい。アイズルームとして、これからもこの問題に正面から取り組んでまいります。
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