​豊田章男会長へ届いてほしい、一人のトヨタファンとしての切実な願い
​私は長年、トヨタの車を愛してきました。しかし、昨今のニュースを見るたびに胸が締め付けられる思いがします。65歳以上の高齢ドライバーによるアクセルとブレーキの踏み間違い事故、そして高速道路の逆走。これはあくまで私個人の体感ではありますが、プリウスが関与する事故が非常に多いように感じてなりません。
​高齢になればなるほど身体の自由が利かなくなり、通院や買い物に車という足が不可欠になります。それなのに、必要性に比例するように事故が多発している。この矛盾を、日本の最先端技術と政治の力で解決できないでしょうか。
「安くて、絶対に死なせない車」の具体的提案
​低年金で生活されている高齢者の方々にとって、高額な最新安全車両は高嶺の花です。そこで、満60歳以上をターゲットにした「高齢者専用・安全特化型軽自動車」の開発を提案します。
​軽自動車だからこそ実現できるコストと普及の仕組み
新車価格を200万円に設定し、国が50万円を補助。これをサブスクリプション方式として、保険料や車検費用を全て込みで「月額2万5000円」にします。この「2万5000円ですべてコミコミ」という価格設定は、燃費が良く維持費の安い軽自動車という立ち位置でなければ絶対に不可能です。これにより、年金生活者でも家計を圧迫することなく、安心して最新の安全技術を享受できます。
​事故を未然に防ぐAIテクノロジーとモニタリング
アクセル踏み間違い防止装置や自動ブレーキは当然として、AIによる走行モニタリングを導入します。運転のふらつきや、GPSによる逆走の兆候をAIが感知した瞬間に、安全な場所で強制的に車を停止させ、緊急通報を行うシステムです。ドライブレコーダーから常に運行状況をモニタリングし、万が一の際には即座に外部から緊急対応ができる体制を整えます。
​さらに、ステアリングなどを通じて運転者の心拍数や体調の変化を検知し、急病の際にも車が自ら判断して命を守る。そこまでの対策が必要です。
​「万が一」でも命を救う構造
車体が大きければ大きいほど、衝突時の被害は深刻になります。あえて走行性能よりも安全性を重視し、たとえ誤って人をはねてしまったとしても、吸収バンパーや特殊ボンネットによって歩行者の命を最大限に救う構造にします。また、高齢者でも迷わない大画面のシンプルで分かりやすいナビを標準装備します。
​性能を「制限」することが最大の安全
​この車はスピードを競うものではありません。アクセルを強く踏み込んでも、市街地走行に十分な安全速度までしか出ない制御をかけます。走行データをメーカーや保険会社と共有し、モニタリングによる安全性を担保することで、保険料を劇的に抑えることも可能になるはずです。
今、日本に求められていること
​完全な自動運転が普及するには、まだ15年はかかるかもしれません。しかし、私が思うような「現在の最先端技術を高齢者の安全に全振りした車」であれば、メーカーが本気を出せば1年あれば作れるはずです。
​今のまま高齢者が普通の車に乗り続ければ、悲劇は繰り返されるだけです。高齢化社会・日本において、国とメーカーがタッグを組み、事故を未然に防ぐ。そんな「優しくて強い車」が、今こそ必要ではないでしょうか。
​豊田章男会長、そして国のリーダーの皆様。高齢者の移動の自由と、社会の安全を両立させるこのプロジェクトへの賛同を、心より願っています。