【触れて、想像し、つながるアートの世界!映画『手でふれてみる世界』出版記念イベントに参加して】

      

【触れて、想像し、つながるアートの世界!映画『手でふれてみる世界』出版記念イベントに参加して】

手でふれてみる世界、本の表紙です。

​こんにちは。石原です。私は松戸市視覚障害者協会の副会長、そしてビジネスコンサルタントとして活動しています。
​昨日5月25日から、東京・東中野の「ありかHole」にて、とても素晴らしい出版記念イベントが始まりました。今回はサポートスタッフと一緒にお伺いした、その初日の模様をお届けします。
​このイベントは、映画『手でふれてみる世界』が令和8年度児童福祉文化賞(映像部門)を受賞したこと、そして待望の書籍『手でふれてみる世界 美術館におけるアクセシビリティの現在』(かもがわ出版)が刊行されたことを記念して開催されているものです。
​会場では、この映画の製作・監督を務められた岡野晃子(おかの・こうこ)さん、実物の彫刻作品、そして本の編集に携わられたかもがわ出版編集部の天野みか(あまの・みか)さんと実際にお会いし、映画や本にまつわる深いお話を聞くことができました。
​私は岡野さんとの取材の関係もあり、一番早く会場に入らせていただきました。会場には写真や小さな彫刻が展示されており、ひとつひとつの作品について丁寧に説明を受けました。そして、話の根本となるイタリアの美術館におけるアクセシビリティの話については、より深いお話をお聞きすることができました。
映画の上映時間が近づくにつれて会場は満員の人でとても賑わい、日本国内における芸術やアートギャラリー、そしてアクセシビリティの世界に携わる多くの方が集まっていました。
​会場には若い女性の彫刻芸術家の方もお見えになっており、手の甲と葉っぱをモチーフにしたアート作品に実際に手で触れさせていただきました。触覚を通して作品の形を想像し、芸術への思いの深さを体感する素晴らしい機会となりました。
​視覚障害者であっても、手に触れることで実際に見ているような感覚を取り戻し、頭の中で想像をかき立てることができる。そのような世界を私に紹介してくださったことに、心から敬意を表します。
​今回の体験は、松戸市視覚障害者協会の副会長として、会員の皆さまに向けどのような形でアートや今後のイベントを知っていただけるかという、私のこれからの活動のヒントが会場中にあふれていました。
​この映画は、誰もが平等に楽しむことができるアートのアクセシビリティを追求し、イタリアと日本を架け橋にした素晴らしいドキュメンタリー作品です。
​イベントは5月31日(日)まで開催されています。映画の上映は連日17時からで、字幕と音声描写が入るユニバーサル上映となっており、18時からは日替わりで多彩なゲストを招いたアフタートークも行われます。
​予約不要、無料で参加できるイベントですので、目が見える方も、視覚障害のある方も、ぜひ東中野の会場へ足を運んでみてください。きっと、あなたの知らない奥深いアートの世界に出会えるはずです。 
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