【全盲の経営者が挑む新たな砦!赤十字献血ボランティアへの挑戦と同行援護スタッフ募集のお願い】

      

【全盲の経営者が挑む新たな砦!赤十字献血ボランティアへの挑戦と同行援護スタッフ募集のお願い】

モラージュ柏で行われていた日本赤十字社の看板写真です。

​昨日、私の人生における大きな夢が、また一歩前へと進みました。千葉県赤十字血液センターの献血推進課の方とお話が繋がり、非常に前向きな相談をさせていただく機会に恵まれたのです。
​全盲となった私が、実際に街頭に立って大声で献血を呼びかけるまでには、まだいくつもの高いハードルが存在します。それでも、私の熱意を真摯に受け止め、可能性を否定せずに未来へつなぐ対話をしてくださった赤十字の担当者様に、心から深く感謝を申し上げます。
​私個人としての胸の内を少しお話しさせてください。全盲という光を失った世界に身を置くようになってから、早いもので2年が経ちました。突然の重度障害者としての生活は、私から多くのものを奪いました。周囲の温かいサポートはありがたい反面、まるで施しを受けながらひっそりと息を潜めて暮らすような日々に、私は強い葛藤を抱いていました。これまで常に前向きに、全力を尽くしてビジネスの最前線を走ってきた私にとって、何もしないで守られているだけの状態は、精神的な死を迎えているのと同じだったのです。
​しかし、私はそこで立ち止まりませんでした。失われた機能を嘆くのではなく、残された能力を総動員し、社会のために何ができるかを徹底的に考え抜きました。
​この2年間で、私は新たに3つの大きなタスクを始動させています。
​1つ目は、地域密着型のベンチャービジネスです。高齢者や障害者向けの補助金を活用した住宅改修事業を展開しています。私がかつて現役の経営者時代に手がけていた事業を、全盲の視点から徹底的にスリム化し、サポートエリアを東葛地区に絞り込んで再構成しました。当事務所「EYESROOM(アイズルーム)」が推進するこの障害福祉と居住支援のアプローチは、全盲の経営者だからこそ気づくことのできる、真のバリアフリーを追求する挑戦でもあります。
​2つ目は、視覚障害がもたらす社会的な不自由さを改善するための地域活動です。松戸市の視覚障害者協会に加入し、現在は副会長という大役を任せていただき、当事者の声を市政や地域社会に届ける役割を果たしています。
​3つ目は、これまでの40年間にわたる経営経験を活かした、地域の零細企業を対象とした経営改善支援です。これまでに10社以上の企業を経営してきたノウハウを還元するため、無償でのコンサルタント活動を行っています。
​これら3つの挑戦を形にしてきましたが、私のスケジュールにはまだまだ未来のための空きがあります。周囲に支えてもらうだけでなく、自分自身の力で人の役に立ちたいという思いは、日に日に強くなるばかりでした。
​実は1ヶ月前、松戸市のボランティアセンター社会福祉協議会をお訪ねし、活動の相談をさせていただきました。しかし、目の前にいる全盲の私を見て、担当者の方は「視覚障害者には何もできないのではないか」という空気感を示され、具体的な活動にはつながりませんでした。非常に苦しく、辛い経験でした。
​そもそも私は、これまでのビジネスや福祉活動を通じて、生活困難な方々への人道的なサポートを継続して行っています。お給料をもらって業務として行う方々よりも、すでに一人のボランティアとして人生を賭けて活動している自負があります。だからこそ、ボランティアに対する情熱や思いの深さは、誰よりも強いのです。
​そのような葛藤の中で見出した一筋の光が、赤十字が展開している献血活動の普及、すなわち街頭での献血呼びかけボランティアでした。
​私には、他の誰にも負けない長所があります。学生時代は運動部で鍛え上げ、体格は人一倍がっしりとしています。何よりも、恥ずかしがることなく、お腹の底から響き渡る非常に大きな地声を持っています。この大きな体と大音声は、街頭で多くの人々に献血の大切さを訴えかけるために、天から与えられた私だけの武器だと確信しています。
​幸いなことに、松戸市に対して「ボランティア活動を積極的に行いたいので、同行援護の枠を増やしてほしい」と直訴した結果、私の同行援護サービスを大幅に拡大していただくことができました
​私の人生を振り返ると、これまでに医療機器のソフトウェア開発や、歯科医院のレセプトコンピューター開発、さらには現在の居住支援における在宅医療との連携など、常に医療という分野がすぐ身近にありました。直接命をつなぐ献血活動に貢献することは、私の人生の歩みとしても必然の流れのように感じております。
​そこで、私のブログを読んでくださっている皆様に、大切なお願いと募集がございます。
​私は、月に6回ほど、この献血活動普及ボランティアへ赴きたいと考えております。その際、私の移動と活動を支えてくださる同行援護スタッフが必要です。通常の同行援護業務として、同行援護の資格をお持ちの方で、足立区の「おとも」同行援護サービス事業所にも登録していただけるサポートスタッフを募集いたします。私の目となり、共に献血の現場へ向かい、一人でも多くの命を救うための活動に力を貸していただけないでしょうか。
​まだ、赤十字のボランティアとして正式に街頭に立てるかどうかは、これからの協議次第であり、確定したわけではありません。しかし、私にとって次から次へと新しい壁に立ち向かい、チャレンジすることそのものが、生きるということの本当の意味なのです。
​何もしなければ、ただ守られて退屈に過ぎていくだけの人生になってしまいます。社会に必要とされ、誰かのために自分の命を燃やすボランティア活動は、私が人間として生きるための最後の砦であり、最高の活力です。
​全盲の経営者、石原幸一の新たな挑戦をどうか温かく見守り、そして支えていただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
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