【全盲の私が街頭で声を枯らす理由と、心強い「味方」との出会い】

      

【全盲の私が街頭で声を枯らす理由と、心強い「味方」との出会い】

松戸市視覚障害者協会 副会長 石原幸一(全盲の視覚障害者)の画像です。

みなさん、こんにちは。福祉支援団体「EYESROOM」代表の石原です。
​今日は、私の胸が温かい喜びでいっぱいになった、とても嬉しい出来事を共有させてください。
​実は1週間ほど前、私が赤十字の献血ボランティア活動に参加するための「同行援護」をしてくださる方を募集いたしました。すると大変ありがたいことに、協力を申し出てくださる方が1人見つかったのです。
​視覚障害者になってから、私は本当に多くの方々に支えられ、日々の暮らしや活動をサポートしていただいています。しかし、ただ支援を受けるだけでなく、「全盲となった今の自分にも、社会のためにできることはないだろうか」とずっと考えてきました。
​その答えが、日本赤十字社による街頭での献血呼びかけボランティアです。
​幸いなことに、私は体が大きく、昔からよく通る声を持っています。病気や手術で血液を必要としている方々の命が救われるのであれば、街頭でどれだけ大きな声を出しても、周りからどう見られても構いません。一人でも多くの方に献血へ足を運んでいただけるよう、命をつなぐための声かけを全力で行っていきたいと考えています。
​ただ、献血活動は様々な場所で行われるため、そこへ向かうための同行援護の方の存在が不可欠です。
同じ場所であれば10回ほど通えばルートを覚えることもできますが、慣れない場所への移動はもちろん、活動中に自分が通行人の方々の邪魔になっていないかなどを定期的に確認してもらうためにも、一緒に寄り添ってサポートしてくださる方が隣にいてくれることは、何よりも心強く、大きな安心感に繋がります。
​現在は、日本赤十字社側と具体的な活動内容や主な実施場所について打ち合わせを進めている段階ですが、こうして実際に同行していただける仲間が見つかったことで、一歩前へ進む大きな勇気をいただきました。
​私はこの献血活動に限らず、日頃から障害者や高齢者の方々の居住支援、就労継続支援B型事業所などのコンサルティング業務を通じ、誰もが排除されることのない「共生社会」の実現を目指して活動を続けております。
​これからも、周りの方々を巻き込みながら、生活弱者と呼ばれる方たちも含めたすべての人が普通に、そして豊かに暮らせる社会を目指して、実践的な社会貢献に努めてまいります。
​今回、同行援護として手を挙げてくださった方への深い感謝とともに、これからもこの歩みを止めることなく進んでいきます。
​皆様、今後とも温かい応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。 
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