福祉支援団体EYESROOMでは、医療の進化について常に情報を張り巡らせ、皆様にお伝えしております。
​今日のテーマは、医療保険が使える「奥歯の白い歯」です。これまでは奥歯の治療といえば、保険を適用すると金属製の「銀歯」になるのが一般的でした。私自身も奥歯の一部に銀歯が被っていたりします。本来であれば、インプラントや自費診療の白い被せ物を選べば、口の奥でキラリと光ることはありません。しかし、自費診療は非常に高額な費用がかかります。芸能人でもない私が歯にそこまでのお金をかけても仕方ない、そもそもそんな余分なお金はないのが本音ではないでしょうか。
​それが、銀歯並みの強度を持ちながら白い歯を入れることができ、さらに健康保険が使えるのであれば、無条件でそれに入れ替えたいと思う方も多いはずです。
​私自身、歯をとても大切にしています。現在60歳ですが、厚生労働省の資料によると、この年齢になると4本から7本の歯が抜けているものです。しかし、私は毎日きちんと歯ブラシをしてケアしているため、まだ1本しか抜けていません。その抜けた歯も奥歯の1本ですので、隣の歯とブリッジ治療をして、今は普通に違和感なく噛んで食べることができています。これからも歯周病(歯槽膿漏)や虫歯にならないように、十分に注意していくつもりです。同年代では、歯周病による口臭に悩まされていたり、多くの歯を失ってしまったりしている人がたくさんいます。私はあるYouTube番組をきっかけに、信頼できる歯科医師の教えを信じて歯磨きの方法を変えました。それ以来、歯茎から血が出ることもなくなり、1回も虫歯になっていません。歯は清潔に保ち、正しい方法でお手入れをすれば、抜けることなく寿命を延ばすことができるのです。
​さて、この「奥歯の白い歯が保険で入れられる」という最新の歯科医療技術について、医学的なエビデンスを交えて詳しく分析してお伝えします。
​ニュースでも話題になっているこの最新技術は、2026年6月1日から公的医療保険の適用となった「CAD/CAMブリッジ(キャドキャムブリッジ)」という治療法です。国内の歯科材料メーカーであるYAMAKIN(ヤマキン)が、日本で初めてこの治療に対応する「グラスファイバー強化型レジン」を用いたブリッジ材料を開発し、保険適用が承認されました。
​従来の歯科用プラスチック(レジン)は、金属に比べて強度が低く、強い力がかかる奥歯のブリッジに使用すると割れてしまうリスクが高いため、保険診療での使用は原則として認められていませんでした。しかし、今回開発された新しい材料は、シート状のガラス繊維(グラスファイバー)を積層して樹脂を含浸させた芯材を中央に配置し、その周囲を高強度のハイブリッドレジンで覆う構造になっています。これにより、奥歯の強い噛み合わせの圧力にも耐えられる強度が実現しました。
​ただし、この新しい保険治療を受けるには、医学的にいくつかの適用条件(エビデンスに基づくルール)があります。
​まず、適応となるのは、上あご・下あごのどちらにおいても「3本連なったブリッジ」であることです。具体的には、第二小臼歯(前から5番目の歯)または第一大臼歯(前から6番目の歯)のいずれか1本を失った「1歯中間欠損」の症例に限られます。つまり、失った1本の歯の両隣にある健全な歯(または治療済みの歯)を支柱として、3本一体となった白い樹脂ブリッジを被せる形になります。
​また、治療の工程としては、従来の型取り(作業模型による間接法)が必要であり、最新の3Dスキャナーによるデジタル型取り(光学印象)は現時点では保険適用外となっています。
​このように治療を受けられる条件は限定されているものの、これまで銀歯しか選択肢がなかった奥歯のブリッジ治療において、3割の自己負担で天然の歯に近い白い歯を入れられるようになったことは、歯科医療における大きな進化と言えます。
​もし今後、奥歯の詰め物や被せ物が外れてしまったり、再治療が必要になったりした際には、こうした最新の保険適用材料を選択肢に入れてみるのも面白いかもしれません。手入れの行き届いた清潔な歯が白く美しくなれば、まるで芸能人のような健康的な口元に近づくのではないかと期待が膨らみます。
​EYESROOMでは、皆様の健康で豊かな毎日のために、これからも最新の医療情報を深く考察し、読者の皆様に常に有益な情報をお届けしてまいります。