【​頭では無理と分かっているのに!サマージャンボ宝くじの絶望的な確率と、それでも夢に代金を差し出す私たちの愛すべき現実】

      

【​頭では無理と分かっているのに!サマージャンボ宝くじの絶望的な確率と、それでも夢に代金を差し出す私たちの愛すべき現実】

テーブルの上に、宝くじが無造作に重ねて置かれている画像です。

​福祉団体EYESROOM(アイズルーム)のブログへようこそ!代表の石原です。
​いつも私たちの活動を見守り、温かく応援してくださる皆様に心より感謝申し上げます。
​早いもので、本日2026年7月31日(金)はサマージャンボ宝くじの販売最終日です。街の売り場を通りかかると、懸命に夢を買い求める人々の熱気が伝わってきます。
​皆さんはもう購入されましたでしょうか。まだの方も、今日はみんなで一緒に大きな夢を買いに行きませんか。
​今回は、宝くじが持つ冷徹な数字の現実とそこに宿るロマン、そして私たちの日常にある意外な繋がりについて、じっくりとお話ししていきたいと思います。
​第1章:絶望的な確率と、それでも膨らむ膨大な妄想の価値
​世の中の本当に頭のいい人や、徹底的に効率を重視する合理主義者の方は、確率論から言って宝くじなんて絶対に買わないと思います。
​それもそのはずです。宝くじは数あるギャンブルや公営競技の中でも、還元率が圧倒的に低く、買った瞬間に支払った金額の50パーセント以上がどこかへ消えていく仕組みになっています。世間でグレーゾーンと言われるパチンコでさえ、還元率は約80パーセントほどあると言われていますから、それに比べても宝くじの厳しさは一目瞭然です。
​もちろん、残りの資金は世の中のため、社会貢献や公共事業に使われていると説明されてはいます。しかし、その具体的な使われ方が私たちが購入した金額に対してすべて明確に見えてくるわけではありません。そう考えると、宝くじはまず当たらない上に、購入資金の半分以上は闇の中に吸い込まれていくようなもの……少し言葉が過ぎたかもしれませんが、それくらい冷酷な数字の現実が存在するのは事実です。
​しかも、今年のサマージャンボからは新しい試みが始まりました。従来の1枚300円の「サマージャンボ宝くじ」や「サマージャンボミニ」に加え、なんと1枚500円という超大物「サマージャンボプレミアム」が初登場したのです。
​このプレミアム、1等の当せん金は単体で8億円。さらに1等の前後賞が各2億円ついていますので、連番で購入して1等と前後賞を総なめ(総取り)すれば、合わせて驚愕の12億円という夢のような巨額当せん金になります
1枚500円のプレミアムをたった1枚だけ買った場合は前後賞が付きませんので、狙えるのは1等単体の8億円ということになります。一方、1枚300円の通常のサマージャンボであれば1等5億円、前後賞合わせて最高7億円です。
​しかし、ここで立ちはだかるのが確率の壁です。サマージャンボプレミアムの1等8億円が当たる確率は、およそ1000万人に1人という極限の世界です。東京23区の人口が約1000万人ですから、23区に住む全員が1枚ずつ買って、その巨大な街の中からたった1人しか当たらない計算になります。普通のジャンボやミニも含め、当たる確率は限りなくゼロに近いというのが現実です。
​合理的に考えたら、絶対に買ってはいけない商品。それが宝くじです。
​……と、ここまで散々冷めた文句を言い並べておきながら、それでもついつい売り場に足を運び、財布からお金を出してしまうのが人間というものです。かくいう私も、迷わず宝くじを買ってしまう側の人間です!
​なぜ私たちは、絶対に当たらないと分かっている紙きれを買ってしまうのでしょうか。
​それは、私たちが買い求めているのが単なる紙の券ではなく、「もし当たったらどうしよう」という最高の妄想を楽しむ権利だからです。
​たとえ1枚買っただけでも、当たる可能性はゼロではありません。もし12億円や8億円が手に入ったらどうしよう、どんな家を建てようか、誰に恩返しをしようか、明日からの人生はどう変わるだろうか……。そんな妄想に胸を膨らませる時間は、日々の厳しい現実や貧乏暇なしの日常をパッと明るく照らしてくれる至高のエンターテインメントです。効率や損得ばかりを求める世の中で、この妄想に浸る時間こそが何より贅沢で、夢があると思いませんか。
​本日7月31日(金)に滑り込みで宝くじを購入すれば、抽せん日である8月12日(水)までの約12日間、ずっと「当たったらどうしよう」という幸せな夢を見続けることができます。そして見事幸運を射止めた方は、8月17日(月)から当せん金の支払いが開始されます。
​宝くじは当たらなくても、妄想という名の夢がある。皆さんも最終日の今日、わずか数百円で買える12日間の壮大な夢を見に出かけてみませんか。
福祉支援団体EYESROOM代表の石原幸一が、柏駅前のダブルデッキにて柏献血ルームの献血推進呼び掛け活動ボランティアをしている写真です。視覚障害者の男性が白杖を持ち、献血看板を左手で支えながら赤十字社の赤いエプロンを着けて、写真に写っています。
第2章:夢の売り場の上で紡がれる、命を繋ぐもう一つの貢献
​さて、宝くじで夢を買う話をしてまいりましたが、ここからは私たちが取り組んでいるもう一つの大切な活動についてお話しさせてください。
​私どもアイズルームは、社会貢献や人道支援を具体的かつ実質的な形で行うために設立された民間企業です。世の中の困っている方々や弱い立場にある方々に寄り添い、地域社会に少しでも光を灯すことを使命として活動しています。
​その活動の一環として、私たちは毎週金曜日、千葉県柏市にある「柏 献血ルーム」にて、日本赤十字社様とともに献血の広報活動と街頭での呼びかけを行っています。まさに本日もその金曜日です!
​毎週金曜日の午前11時から午後16時まで、柏駅東口のダブルデッキ周辺に立ち、通りかかるお一人おひとりに声をおかけしています。私自身、目が見えない全盲の障害を抱えておりますが、手にした白い白杖を握りしめ、言葉に心を込めてご案内を続けています。目が見えなくても、声と思いは必ず相手の心に届くと信じているからです。
​なぜ、私たちがここまで献血の呼びかけに力を入れるのか。それは、血液が人々の命に直結しているからです。
​ほんの数日前、7月28日にも熊本県で震度7を観測する非常に大きな震災が発生いたしました。各地で多くの方が負傷され、まさに今この瞬間も、現地や各地の医療現場で緊急の救護や輸血が必要とされています。そして大規模な災害時だけでなく、日本全国の病院では日々、がんの治療や手術の中で大量の血液が使われています。血液は人工的に作ることができず、長期間保存することもできません。絶えず誰かの温かい血が提供され続けなければ、救えるはずの命が消えてしまうのです。 
​そうした人々の尊い命を守るため、アイズルームは毎週金曜日、現場に立ち続けています。
​そして、ここで冒頭の宝くじの話と繋がる驚くべき「接点」があります。
​私たちが活動している「柏 献血ルーム」は、柏駅東口にある、みずほ銀行が入っているビルの5階にあります。
​ビルを訪れた方はお気づきかもしれませんが、このビルの1階には、みずほ銀行の店舗とともに宝くじ売り場が併設されています。
​そうです。「みずほ銀行」という存在が、夢を買う宝くじ売り場と、命を救う献血ルームを同じ場所でガッチリと結びつけているのです
​これは単なる偶然の入居でしょうか。私は、ここに深い意味と必然性を感じずにはいられません。
​1階で宝くじを買い、12日間の大きな「夢」を手に入れた後、エレベーターで5階へ上がっていただく。そこで行われているのは、誰かの「命」を救う献血という名の究極の社会貢献です。
​現在、医療現場では特に400ミリリットルの献血へのご協力が強く求められています。献血は、健康な体さえあれば、誰もが今すぐにできる最も身近で確実な社会貢献活動です。
​結びに:夢を追う心と、誰かを思いやる温かい手
​1階の宝くじ売り場で「当たったらどうしよう」と自分の未来に夢を膨らませる心。
5階の献血ルームで「誰かの役に立てば」と自分の血液を提供する優しい心。
​この二つは、どちらも人の心を豊かにし、世の中を温かくするための大切なエネルギーです。自分自身の幸せを願うことと、見知らぬ誰かの命を救うために手を差し伸べることは、決して別々のことではありません。
宝くじで億万長者になる確率は1000万人に1人かもしれませんが、献血によって誰かの命を救える確率は100パーセントです。
​本日7月31日(金)、サマージャンボ宝くじを買うためにみずほ銀行のビルを訪れる方、あるいは柏駅周辺にお越しになる方は、ぜひ1階で夢を買った足で、5階の柏 献血ルームにもお立ち寄りください。
​毎週金曜日、私どもアイズルームも白杖を手に、笑顔で皆様のお越しをお待ちしております。
​自分のための大きな夢と、誰かのための確かな支援。その両方を胸に、今日という日を心豊かに過ごしていきましょう。皆様の温かいご協力とご理解を、心よりお願い申し上げます。
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