【60代から直面する4つの「限界点」〜平均寿命・健康寿命・認知症リスクの現実データから逆算する、残された『動ける12年』の覚悟〜 】

      

【60代から直面する4つの「限界点」〜平均寿命・健康寿命・認知症リスクの現実データから逆算する、残された『動ける12年』の覚悟〜 】

長身の視覚障害者の男性(全盲の問題解決コンサルタント)が、ダークスーツを着て、遮光眼鏡(東海光学レンズ)をかけ、右手には白杖をつきながら黒のリュックサックを背中に背負い、都会の道を直射日光の元さっそうと仕事へ向かうイメージをした画像です。

​今年12月で61歳を迎えます。この年代になると、いつ人生の終わりを迎えてもおかしくないという実感が現実味を帯びてきます。
​では、私たちはあとどれくらいの時間、自分の足で立ち、自分の頭で考え、仕事や人生に打ち込めるのでしょうか。厚生労働省などの最新の公的エビデンス(データ)をもとに、4つの指標から現実を検証してみます。
​平均寿命
厚生労働省が発表した簡易生命表によると、日本人の平均寿命は男性が81.09歳、女性が87.14歳となっています。
​実際に死亡する年齢のピーク(死亡数最多年齢)
平均寿命は、幼少期や若くして亡くなった方の影響も受けるため、実際に多くの人が亡くなっている年齢とはズレが生じます。厚生労働省の人口動態統計などによると、死亡数が最も多い年齢(死亡年齢のピーク)は男性が88歳前後、女性が93歳前後となっています。平均寿命よりも約7年長く生きるのが現実の姿です。
​健康寿命
日常的に介護などを必要とせず、自立して生活できる期間を示す「健康寿命」は、男性が72.57歳、女性が75.45歳です。つまり、平均寿命や実際の死亡年齢を迎える前に、約8〜10年以上の「制限のある期間(介護や手助けが必要な期間)」が存在します。
​認知症になる年齢(有病率が30%を超える年代)
自分らしさを保ち、社会活動や仕事を続ける上で極めて重大な指標が認知症です。厚生労働省の研究調査データによると、年齢階級別の認知症有病率は、85歳〜89歳の年代に入ると男性約25〜35%、女性約37〜43%となり、男女ともにこの「85歳〜89歳」の段階で30%を超えていきます。
​現在60歳の私が向かう「残された時間」の試算
​現在60歳の私にとって、これら4つの指標までの残された年数は次のようになります。
​・健康寿命(72.57歳)まで:あと約12.5年
・認知症リスク(85歳〜)まで:あと約25年
・平均寿命(81.09歳)まで:あと約21年
・実際の死亡ピーク(88歳)まで:あと約28年
​特に注視すべきは「健康寿命の72.57歳」です。元気に自分で動け、判断力を持って仕事に打ち込める期間は、あと「約12年」しか残されていません。
​高齢になる前に必要なのは、漫然と生きるのではなく「自分に残された動ける時間」を正確に把握する覚悟です。いつかやろう、では間に合いません。仕事で成果を残す、事業を継承する、あるいはやりたいことをやり切るための時間は、実質的にこの12年間に凝縮されています。
​残された約12年という明確な数字を胸に刻み、一日一日を目的意識を持って全力で駆け抜けていきます。 
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