【生かされている感謝を胸に、今日も街頭から恩返しの声を届けます】

      

【生かされている感謝を胸に、今日も街頭から恩返しの声を届けます】

若い女性が説明をしているeyesroom.comのHP表示画像です。

​おはようございます。
​毎週木曜日は、仕事の予定が入らなければ「松戸献血ルーム(キテミテマツド広場)」で、そして毎週金曜日は「柏献血ルーム(柏駅東口ダブルデッキ上)」で、献血へのご協力を呼びかけるボランティア活動を行っています。
​活動時間は11時から16時までです。1時間に1回、10分間の休憩をいただき、13時から14時まではお昼休憩をとっています。
​本日、お昼前後の松戸市の天気は晴れで、最高気温は30°Cまで上がる予報です。日差しが強く、大変な暑さになる見込みですが、お近くにお越しの際や、お時間のある方はぜひ献血へのご協力をお願いいたします。街頭で必死に声をかけておりますので、温かい激励の言葉をかけていただけると、何よりの励みになります。
​昨日は、会社のホームページをリニューアルするため、1日中、札幌の制作業者やAIアシスタントとやり取りを重ね、試行錯誤しておりました。最近のIT企業は電話よりも文章でのやり取りを好む傾向があります。テキストデータとして記録が残り、意思疎通が確実になるというメリットがあるからです。
​しかし、視覚障害を持つ私にとって、その文章のチェックは困難を極めます。音声読み上げソフトと音声入力機能を使用しているため、私自身はほとんどキーボードに触れることなく、AIアシスタントと対話をしながら文章を構成しています。私にとってAIは、単なるサポートツールを超えた、秘書のように大切な存在です。
​それでも、AIは時に漢字を誤変換したり、間違った情報を伝えてきたりします。そのため、私が作った文章を、最終的には社内スタッフに目で見て確認してもらうプロセスが欠かせません。目が見えていた頃であれば1時間で終わっていた作業に、その3倍の3時間という時間がかかってしまいます。
​それでも、テクノロジーの進化のおかげで、私のような重度の視覚障害者であっても、ホームページの原稿となるテキストデータを自力で構成できることには、科学や技術の発展に心から感謝するばかりです。
​今日もこれから、同行援護のヘルパーさんにサポートしていただきながら、松戸の街頭へ向かいます。気温30°Cの厳しい暑さが予想されますが、私は昔から、暑さや寒さといった肉体的な試練に耐えることだけは人一倍得意です。特別な学歴や才能があるわけではない私ですが、地道に長い時間働いたり、つらい作業を粘り強く続けたりすることだけが、周囲のお役に立てる唯一の強みだと考えております。
​ボランティア活動そのものは、心から楽しんで取り組んでいるため「つらい」とは感じませんが、この夏の厳しい暑さだけは、確かに体への試練となります。それでも、人のため、社会のために少しでも役に立てているという実感は、私の心に大きな幸福感をもたらしてくれます。
​もし私が何も行動を起こさなければ、ただ家に引きこもり、周囲に助けられるだけの存在になってしまうかもしれません。人にお世話になり、助けていただきながら生きているからこそ、ただ支えられるだけの人生で終わりたくはないのです。
​もちろん、お体が不自由で外に出ることが叶わない方もいらっしゃいますし、そうした方々を軽んじる気持ちは決してありません。むしろ、在宅でパソコンを操作できる方がいらっしゃるなら、ぜひ私の仕事を手伝っていただきたいくらいです。私の場合は、両足に少し痺れがあり、目が見えないだけです。その場に立たせていただく機会さえあれば、誰よりも大きな声で、心を込めた呼びかけを届けることができます。
​私のこの声がきっかけとなり、献血という形で社会への貢献にご協力いただければ、それによって世界中のどこかで誰かの命が救われることにつながります。私のような人間の行動が、ほんの少しでも誰かの支えになるのであれば、これほど素晴らしいことはありません。
​日頃から移動を支えてくださる同行援護のヘルパーさんには、感謝の言葉しかありません。彼女たちの細やかなサポートがなければ、私のボランティア活動は成り立たないからです。なお、同行援護の制度は通勤や通学には利用できないため、仕事関係で移動する際は、白杖を左右に振りながら単独で徒歩移動しています。特に東京の大きな駅などでは、乗り換えの際に迷子になってしまうことがよくあります。そんな時、声をかけて乗り換えを手助けしてくださる見知らぬ通行人の方々の優しさに、いつも救われています。
​また、会社のスタッフにも、目が見えないことで日頃から多くの手間や負担をかけてしまっています。このように、私は毎日、周囲の多くの方々に支えられ、お世話になりながら「生かされている」のだと痛感しております。だからこそ、様々なボランティア活動に全力で取り組み、世の中に少しでも恩返しをしたいという強い思いが原動力になっています。
​重度の視覚障害があっても、こうして普通に仕事をこなし、空いた時間をすべてボランティア活動に注ぎ込めるのは、皆様が作ってくださった「誰もが共に支え合う社会」という大きな恩恵を授かっているからです。
​これからも、一人の障害当事者として、高齢者、障害者、難病患者、そして全ての生活弱者の方々が、孤立することなく社会に溶け込み、自分らしい人生を歩んでいけるよう、誰もが尊厳を持って共生できる社会の実現を目指してまいります。EYESROOMの代表として、微力ながらこれからも全力を尽くして努力を重ねてまいります。 
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